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2013年11月25日 (月)

勉強会まとめ:在宅で活用する栄養管理と簡易懸濁法の知識(考察編-1)

前回勉強会の内容を書きましたが、今回はその考察を書きます。

まずは経腸栄養剤の苦味について。
たくさんの成分を複合しているので、これといった原因は難しいのですが、
やはりアミノ酸が原因のようです。
特に必須アミノ酸は苦味が出やすいようですね。
ラコールはアミノ酸が入っていないこともあり、飲みやすかったです。

エレンタールもツインラインもフレーバーを使えば美味しく飲めました。
フレーバーのすごさを実感しました。

フレーバーって甘い味が多く、聞いた感じは美味しそうに聞こえます。
でも先生がおっしゃっていたように、
経腸栄養剤は、食事の代わりに摂るものなのです。
そういったことを考慮すると、コンソメやコーンスープ味というのが有用なのだと感じました。
また、固形のゼリーにできるものもあり、それも有用だと感じました。
ただ、毎日同じ味では飽きそうなので、うまく使い分ける必要があるように思います。

あとフレーバーについては、フレーバーがあるかどうかを知っておく必要があると思います。
でもこういった薬剤の処方頻度は低く、フレーバーの存在自体を知る機会が少ないように思います。
私は調剤薬局で7年働きましたが、恥ずかしながらラコールのフレーバーがあることを知らなかったです。
各自で情報収集することも大切ですが、メーカー、卸から情報提供があるとありがたいですね。
ラコールのフレーバーについては、熊谷先生のブログに取り上げられていたので、リンクを貼っておきます。
http://www.chem.kindai.ac.jp/class/biophys/pH.htm
ゴマ味は発売約1年で発売中止になったようですが…

次に、タンパク質の酸変性について。
今回はラコールにポカリスエット、OS-1を入れると、白い物質が析出しました。
ポカリスエット、OS-1のpHがだいたい3~4とのことですので、それにより酸変性をしたようです。
分かりやすいページがあったので、そのリンクを貼っておきます。
http://www.chem.kindai.ac.jp/class/biophys/pH.htm
水素結合なども絡んでの変性ですね。
変性は不可逆反応なので、元には戻りません。
懐かしい知識です。

経腸栄養剤はあまり美味しくなく、毎日続けると飽きてしまうので、
患者さんが勝手に飲みやすくするために何かを混ぜるということも十分に考えられます。
経腸栄養剤ではこういった服用方法をしていないかを確認し、
必要に応じてフレーバーを勧めることも薬剤師にとって大切な働きだと感じました。

明日は、簡易懸濁法のの考察です。

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